統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

学生時代に読んだ本~影響力が強かった~

こんにちは。pepeneeです。今日は僕が大学時代に読んだ本で、影響が強かった本について書いていきたいと思います。

 

『七つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー著

学生時代、この本に出会えて本当に良かったです。内容は、成功をつかむために必要な要素が、コヴィー氏が世界中の成功哲学本を調べ、まとめ上げた中で抽出された内容です。その中で、”刺激と反応の間にはスペースがある”という一文があります。どんな環境に居ようとも、怒鳴られたり、威嚇した態度を他人に取られても、それに対する反応は、それまでの習慣で癖になっている反応(例えば、卑屈に謝る、その場から逃げ出す等)を自分の強い意志で押さえ、毅然とした対応で理路整然と自分が正しいことを主張することもできるのだ、という内容の意味です。

 

家庭で怒鳴られ、殴られていた僕の、ただ怯え、震えていただけの自分の中に可能性があることを教えてくれた一冊です。勇気と行動力さえあれば、自分の未来はどんな環境からでも切り開いていく事が出来る。僕の人生を変えてくれた一冊です。

 

ソフィーの世界』 ヨースタイン・ゴルデル

古代ギリシャ時代から現代に続く哲学者達の一つ一つ、時代と思考を積み重ねて現在の哲学に至る軌跡をまとめた一冊。ソクラテスから始まり、現在の国連創設というグローバルな理念に至る哲学の進化を解りやすく、ソフィーという少女の素朴な一般人の視点から読み進められる、難しいイメージが強い哲学と、その歴史を非常にわかりやすく紹介してくれている本です。”生きるとは何か?””哲学とは、人類とはどこに向かっているのか?”生きる事に何か疑問を持つ方は、一読をお勧めします。人類の哲学という英知と人類の思考の進化を実感でき、とても前向きになれる本です。

 

『狼たちへの伝言』 落合信彦

現在、メディア・アーティストとして活躍されている落合陽一さんのお父さんに当たる方の著作です。当時、大学の寮生活で集団生活に疲れ、どのように生きれば良いのかわからなかったときに、出会った本です。20年以上前の著作ですが、個人の時代に本格的に入りつつある現在にも十分読みごたえがあり、非常に現代にも合致している内容です。”周囲のぬるま湯から抜け出せ!自分を貫け!自由の為に戦え!”落合さんのメッセージが現代にもよみがえります。

 

このブログでは、精神疾患等に罹った方が幸せに生きるためのヒントを書いています。今後ともどうぞよろしくお願いします。