統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

海外ドラマ、フレンズテーマ曲"I'll be there for you"の意味を知って。

こんにちは。pepeneeです。毎日暑いですね。今日は、英語の勉強を始めて2年くらい経ったpepeneeが、教材として使っている海外ドラマフレンズのテーマ曲の意味を、やっと理解したことについて書いていきたいと思います。

 

①海外ドラマフレンズ。

英語を学習しようと見始めたフレンズですが、6人の男女のドタバタ友情コメディです。キャラクターはすごく個性が際立っていて、回が進むたびに各キャラクターの個性が巻き起こすストーリ―が観ている側を楽しませてくれます。もちろん、最初は彼らの話す英語なんて聞き取れません。日本語字幕なしでは全く話も解りません。したがって、毎回フレンズ冒頭に流れるテーマソング、”I'll be there for you"も、英語字幕がありながら、どんな日本語の意味があるのかさっぱりわからず、現在まで右から左状態でした。

 

②最近身近に起こった事。

少し、pepeneeの身の上を話させてください。父が愛妻家になりました。そうすると、打って変わった様に、母が父と仲良くなりました。昔の父の暴力性が僕に向かっていて、それが長年の傷になり、虐待として僕を蝕んできていたのですが、父は今年で75歳。さすがに今までの暴力性では誰も相手にしてくれないと感じたのでしょう。母をかいがいしく介護、身の回りのお世話をするようになりました。以前は父の暴力性の愚痴、泣き言、悪口を母はずっと僕に聞かせ続けてきました。そのせいで僕はおそらく心因性難聴になっていたのだと思います。共感を持って聞くふりをして、話の内容は全く頭に入ってこない訳です。しかし、母は、父が愛妻家に変わったとたん、僕を不必要になったと感じたのでしょう。僕への感情はだいぶ冷めたようです。まあ、いい事ですが。以前の親子関係は、完全に機能不全ですから。一人暮らしを始めて12年。そんな身の回りの変化の中、陰キャの僕にお出かけに誘ってくれる一児のシングルマザーが現れました。まあ、少しコストコなどに行ってお買い物する程度ですが、僕にとっては、会話が途切れても気まずくない関係なので、陰キャのまま交流する事に。その人の子供も僕に懐いてくれて、とてもかわいいです。そっか。人付き合いって会話が成立しなくてもありのままの自分で居ていいんだ。そう思ったんです。

 

③海外ドラマ、フレンズ。”I'll be there for you"

これがその歌詞です。

So no one told you life was gonna be this way.

人生がこんな感じなんて誰も君に教えてくれなかっただろ

Your job's a joke, you've broke, your love life's D.O.A.

仕事はつまらないし、お金もないし、恋愛も終わってる

It's like you're always stuck in second gear.

まるでセカンドギアでずっと固まってるような

When it hasn't been your day, your week, your month, or even your year, But....

ついてない日が何週間も、何か月も、何年も続いても・・・

I'll be there for you.

僕は君のそばにいるよ

When the rain starts to pour.

雨が激しく降り始めても

I'll be there for you.

僕は君のそばにいるよ

Like I've been there before. I'll be there for you.

これまでと同じように 君のそばにいるよ

'Cause you're there for me, too.

だって君も僕のそばにいてくれるから

 

④ありのままの自分で、ただ、そばにいる関係。

毒親に育てられた方も多いと思います。そこにあるのは、条件付きの愛情。また、僕の場合の様に虐待を受けてきたケースは、親の支配に服従することが生きる術。でも、世界って本当に広いんですよね。今回、彼女に出会ったことで、干渉するしないは別に、ただ、そばにいたい。そばに居続ける。それだけです。そうか、僕は僕であるのに頑張ったり、無理したりしないでもいいんだ・・・そう思えた時、このI'll be there for youの歌詞の意味がやっと本質的に理解出来ました。

 

⑤家庭という暴力支配から逃げ、社会という競争社会で戦い続けても・・・

他者の価値観で生きると、その人生は、他者目線の人生になります。僕の毎日の努力も、虐待からくる精神疾患を背負いながら、服薬し、社会で生き延びる為に金を稼ぐ方法として、資格を取り、自己投資してきました。しかし、人生の幸福はそんなところにありません。ただ、ありのままの自分を認め、そばにいてくれる人がいること。これ以上に大切なものはないと思えた、47歳のpepeneeでした。遅すぎる幸せの入り口に、少し戸惑いながら、でも、そばにいたいと思える人を大切にして生きていきたいと思います。うれし涙って本当にあるんですね。

 

このブログは、幸せになりたい人に向けて書いています。これからもどうぞよろしくお願いします。またね!