統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

実録! 統合失調症のフリーランスの実態。

こんにちは。pepeneeです。今日は現在の私がどのようなお仕事をして、生計を立てているのか出来るだけ包み隠さず話していこうと思います。統合失調症の病を抱えながらでも可能性がある事をお話しできたらと思います。

 

①現在のpepeneeの立ち位置。

現在、私は雇用されておらず、福祉法人さんから仕事を請け負う、業務委託、つまりフリーランスとして働いています。主な仕事内容は次のとおり。

 

1, 法人さんの責任者の登録をして、障害のある方の相談に乗る。

2, 法人さんの代表(社長)から悩み事を聴く。

3, 法人さんの悩み事から、仕事を請け負う。

4, 実家での母の介護、食事作り。

 

ひとつづつ見ていきましょう。

 

1, 法人さんの責任者の登録をして、障害のある方の相談に乗る。

必要な資格 サービス管理責任者 児童発達支援管理責任者

まず、法人さんから責任者になってほしいという依頼があります。障害福祉サービス、又は障害児童デイサービスの運営に上記の二つの資格者は必須です。

 

資格証をコピーし、法人さんの責任者の登録を県庁にて行います。そして、それが出来たら毎月法人さんのサービスを利用している利用者さんに面談を行い、相談等お体の調子、精神面での調子をヒアリングして、書類にします。

 

面談自体は月に5~6名なので、一人1~2時間としても自分のペースで体と精神面を考慮しながら仕事が出来ます。

 

法人さん一件に対して、毎月5万円の報酬が発生します。

 

2, 法人さんの代表(社長)から悩みを聴く

あれば良い資格 介護福祉士 介護支援専門員 サービス管理責任者 児童発達支援管理責任者

付き合いが長期になってくると、法人さんの代表からも少しづつ頼りにされ始めます。そして、応接室をメインに、代表から悩み相談をされるようになります。相手は障害福祉事業の運営を行っている人です。現場からマネジメントまで幅広い知識、技術、経験を求められます。最近の悩みは、もっぱら福祉事業の人材不足、なり手不足が多いです。そして、人手不足から膨大な仕事量が代表自身を苦しめている事を知ることになります。

 

こちらは、無料で対応しています。

 

3, 法人さんの悩み事から、仕事を請け負う

あると良いスキル 福祉事業の全体のイメージ 中級のパソコンスキル

上記にある法人さんの代表の悩みが、膨大な事務作業である場合、作成できる資料や、法人さんで備えておかなければいけないマニュアルを作成代理します。例えば、コロナウイルスを中心とした感染症対策のマニュアル、最近多い地震などの災害対策マニュアルを2か月後には作成しなくてはいけない場合などです。期限が2か月あれば、そのたたき台を3週間で作成します。

 

こちらは書類作成代行を請け負ったケースで、枚数にもよりますが、一件5万円を目安に請けています。

 

4, 実家での母の介護、食事作り

あれば助かる資格 介護福祉士 介護支援専門員

実家で母を入浴介護、病院付き添い、糖尿病を考慮した栄養バランスの良い料理を作っています。こちらは仕事ではないのですが、母から調理や食材費として、毎月3万円を受け取っているので、意外に3万円でやりくりしていて、食材が余ることもあるので、報酬の一環と考えてこちらに記載しています。

 

母の担当ケアマネジャーさんと毎月状況を話し合い、今後のことも考えていきます。この時にケアマネジャーの資格があると非常にコミュニケーションが捗ります。また、入浴介護メインですが、介護技術があると非常に楽に介護が出来ます。病院の付き添いは、母の病状に合わせて医師に状況説明、提案もしなければいけませんので、意外に医療知識が役に立ちます。料理は、料理研究家リュウジのバズレシピ をよく参照して作っています。

 

食材料費として、毎月3万円受け取っています。

 

フリーランス、業務委託として統合失調症陰性症状と付き合いながら働く。

統合失調症は、とにかく体調管理が第一です。無理をした次の日には必ず動けない日が襲ってくる方もいらっしゃると思います。私も勤め人を辞めたのはとにかく自分の体調に合わせた働き方がしたかったからです。そして、フリーランスになってから、順調に法人さんからお仕事を受けています。まず、自分の体調、そして、責任をもって仕事を受け、実績を作る。また、資格と実務経験があれば、40代でも仕事はあります。お互い無理をせず、今までの経験で仕事を受け、また新しいスキルを獲得しながら楽しいフリーランス生活を謳歌しましょう。