統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

優しさと善意に付け込む人間。

こんにちは。pepeneeです。今日は、私の実父の事をもう一度書いて、整理していきたいと思います。

 

①昨日、母が高熱を出した。

昨日のことです。私が精神科病院通院から車で帰ってきている途中、実家から電話がありました。母でした。どうやら37.8℃の発熱があった様子。救急車を呼ぼうか迷っていると話してきました。とりあえず、実家に向かうと伝え、実家に。母の腕を取り、脈を取りました。心拍数100位の頻脈ではありましたが変な脈ではなかったので熱をもう一度測りなおすと37.9℃。ちょっと熱が高すぎるので、かかりつけの病院に行くようにしました。父が二階から降りてきて、挨拶をしてきました。私の車で行くので、父に後ろに乗っていくか聞いたところ、行くというので、三人でかかりつけの病院へ。その車の中で、やっぱり父が株の話を始め、最近は岡地証券(証券会社)は独立採算制を採用しているから自分が買った株は住む地域が変わるとその地域の岡地証券で株を買いなおさなくてはいけない事を話しました。さらに、独立採算制は最近ではコンビニでも採用されているとか。

 

もうこの時点で、おかしな話なのです。独立採算制とは、民間事業者が自らの資金で経営し、収益は利用者さまからの売上のみで商いを営む形です。ネットで調べると、岡地証券は独立採算制という制度を取っている情報は出てきません。

 

さらに独立採算制は最近コンビニでも普及してきているとの事。コンビニはフランチャイズで、本部から独立している訳ではなく、オーナー制を敷いていますが、売上総利益に対して50~70%のロイヤリティ(コンビニのノウハウ、名義使用料)が発生しており、そんなことはほとんどの人が理解している事だと思うのですが、独立採算制をコンビニが取り入れるわけがないのは、一般常識がある人ならわかります。

 

それは、無いのではないか、と父に言うと、いっぺんスマホで調べてみいと言います。私は車の運転をしているので、今は出来ないと伝えると、母が「父はあることないこと嘘つくからな」と話し、心の中では、本当にその通りだと思ったのですが、そこから父は、「あー、大事な仏壇でのお経を読むのを辞めてまで来て、無駄だ無駄だ!」とすね始めます。しかし、嘘ついてまで、父の機嫌を取るのも倫理的に良くないと思い、ほっときました。父は、私が優秀ではないと本気で心から思いたいようなのです。まあ、優秀ではないですが。

 

②適当な事を喋り、自分に近づく人間を自分のペースに持ち込む。

母は、救急の診断の結果、尿路感染症の初期でした。抗生物質を500mg点滴で打ち、後は実家に帰って一日250mgの同じ抗生物質を朝食後に五日間飲むことで様子を見ることになりました。

 

帰りの車の中、父が、「お兄ちゃん、ありがとうね。」と声をかけてくれました。しかし、私は午前中の精神科通院と午後からの母の通院で疲れていたので、「いえいえ」と普通の対応をしたのです。目が疲れていて、夜だったので安全運転を集中していたので、会話が途切れていました。すると、「ふぁ~あ」と大きな声と、リアクションであくびを父がするようになりました。”俺を楽しませろ!俺の機嫌をとれ!”と言わんばかりの行動。普通のあくびではないのです。明らかに自分のペースに持ち込もうとするいやらしいあくび。

 

弟にメールで実家に帰る事を伝えていた父は、さらに自分のペースに持ち込もうとします。「弟が実家に仕事から帰るのに7時頃か。鉢合わせになるかもな」そうなんです。弟が実家に帰るのが早いと、弟の車が実家の入り口を塞いでしまい、車いすの母を実家に入れられなくなるのです。「いやあ、弟はよく気を利かすから、仕事が終わってどっかで時間をつぶしているんじゃないか?」と言います。別に気にしなければどうってことない発言なんですが、とにかく兄と弟を兄弟差別して、父親の気に入る行動をその兄弟差別の発言でさせよう、コントロールしようという魂胆なのです。

 

③結局、母と弟は、私の見方。

そんなこんなで、誰かを攻撃対象、もしくは能力が劣っているレッテルをはり、集団をかき乱そうとし、自分の意のままに小集団をコントロールしようとしてくる。あなたの周りにも、一人くらいいませんか?しかし、そんな小細工は永続的には長くは続きません。

 

みんな、自己愛性パーソナリティ障害の父を信じていません。母と弟は私から今日あった重要な薬のこと、母の尿路感染症の罹りかけのこと等をしっかりと聞いてくれました。

 

③自己愛性パーソナリティ障害、いや、ダークトライアドかな?

私は、父のそんな歪んだ性格を直そうと試みた時期がありました。しかし、父の様な、共感性が低く、計算高い行動を変える事は出来ませんでした。私も今年で49歳になりました。親に振り回された前半人生でした。しかし、もう近づいてはいけない人間は、わかりました。要は、この父のようなタイプの人間は、自分に自信がないのです。出来る事もなく、努力もしない。私は、つい人に甘く、優しくしてしまう特性があります。しかし、父の様なタイプは、こういった自己犠牲タイプを容赦なくコントロールしてきます。そして、無茶苦茶にします。私は、父の老後は介護保険で行おうと思います。そして、これからも出来るだけ断絶に近い形で交流や、関係を持たない様にしていきたいと思いました。

 

今のパートナーと男の子がいるのですが、三人で、ささやかな私の誕生日会が今度開かれます。もう、自分が幸せにならなければならないな、と思います。身近な大切な人達と、大切な時間を過ごして、優しさと善意に付け込む人間とはおさらばです。

 

つらつらと、愚痴っぽいブログでしたが、読んでくれた方ありがとうございます。

 

ライ中からは、またちゃんと有益なブログ運営にしたいと思います。

 

そして、