統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

すべてのことに感謝できる日まで。

こんにちは。pepeneeです。今日は、すべての事に存在意義があり、マイナスもプラスも味わい尽くすことが、幸せな事なのだ、ということについて書いていきたいと思います。

 

①痛み、悲しみ、切なさも、大切な感情。

出来れば、人は毎日、機嫌よく楽しく軽快に生きていきたいと願いますよね。それはその通りだと思います。しかし、やはり日常は様々な感情を生み出してくる出来事がやってくる。なんとなく他者から見下されている空気の中にいると、心は痛みを感じるし、人を信じられないと悲しくなる。自分の気持ちを理解してもらえないと知れば、なんだか孤独感というか、切なくなってくる。しかし、そんなマイナスの感情でも、人生という大きなストーリーからすれば、その落ち込んだり、悲しんだりする瞬間さえ、次のストーリーの展開に必要な大切な要素であることがわかってきます。

 

②すべての過去は、あなたの最高のストーリーを演出する為の伏線。

どんなに落ち込んでいようと、どんなに無力感に打ちひしがれていようと、必ずその時々で感じたり思ったりしたことは、次のストーリーに必要なものであることが次第にわかる様になります。あなたのその心の痛みや悲しみ、切なさは、必ず同じような気持ちになった人と気持ちが通い合う人と出会う事になるのです。そして、瞬間瞬間、不器用な程痛みを抱えながら前を向いた人、また、立ち止まって打ちひしがれ前に進めなくなった人、様々な生き方をしても、結局その同じような生き方をした人と出会う様になっているのです。

 

③あなたは、一人じゃない。

今、あなたは孤独かもしれません。自分のことなんか誰も見ていないし、理解されもしない、そう思い込んでいるかもしれません。しかし、どのように生きても、最終的には必ずすべての感情は歓びに繋がっていることを信じてほしいと思います。そして、目の前にある自分がやりたいことだけをやっているだけでいい。そう、ポイントは一つ、自分の気持ちに嘘をつかず、正直に自分の内側から湧き出る”やりたいこと”をひたすらやっていればいいのです。その道こそ、必ずあなたの生きてきた道がすべて歓びに昇華されるストーリーに繋がっているのです。その先に待っている出会いが、あなたの孤独を癒す最高の瞬間に繋がっているのです。

 

④コツは、周囲からどう思われても自分の”やりたいこと”をやること。

自分のやりたいことが漫画を描くことであれ、文章を書くことであれ、編み物をすることであれ、とにかく自分のやりたいことに沿って生きる事です。他人に嘘をつくことは必要な時があるかもしれませんが、自分の本心だけには嘘をついてはいけません。自分の本心に素直に行動する事こそ、自分の最高のストーリーを生きる一番大切な要素です。そして、よくできた映画や小説をも超えるハッピーなエンディングに向けて自分の人生を生きてください。今を楽しみ、さらなる歓びを引き寄せてください。そして、今まで感じた痛み、悲しみ、切なさがあったからこそ、こんな大きな祝福に出会えたんだ!と感じる瞬間まで、生き続けるのです。そして、自分というストーリーを生きる事で、すべては物語の伏線だったことを知るときが来るでしょう。人生という壮大なジグソーパズルは、明るいピースを際立たせるために、暗い、黒いピースも必要である事を実感するときがやってきます。

 

⑤すべての物事、事象に感謝できる日まで。

この一回しかない自分だけのストーリーは、あなただけの宝物です。大切に味わってください。やがて、そのすべてに感謝できる日は必ずやってくるのですから。今日、あなたが生きているー。そして、この僕が書いているブログを読んでいる。そのことでさえ、最高の出来事の一幕。本当にありがとうございます。

 

このブログでは、精神疾患等に罹った方が幸せに生きるヒントを書いています。今後ともどうぞよろしくお願いします。