統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

統合失調症と//付き合いながら起業のメンバーになる2。

こんにちは。pepeneeです。今日は、児童発達支援、放課後等デイサービスの新規立ち上げ事業に関わった事について書いていきたいと思います。

 

僕が統合失調症の症状も落ち着いてきた登録ヘルパーの仕事も2年を超え、児童たちの心の安全基地を確保していき、児童たちの情緒がだんだんと安定してきた頃です。このセーフティベースの原則は、適用してなかなか効果が実感できる様になるまで時間がかかるという点があります。ですので、介護福祉士や、保育士等、今日明日で効果が期待できる業種ではなく、一年、二年といった長期的なスパンで成長を見守ることが出来るタイプの人間性の方に向いていると思われます。さて、効果が表れた頃、僕は自分のキャリア形成に真剣に向き合う事になりました。というのも新しくその年の4月から就任した僕の上司が(サービス提供責任者)利用者様主義とは真逆の効率主義の方でした。考えが合わない僕は、仲が悪くなったというわけではなく、仕事の信念、プロ意識が合わなくなりました。新しい上司は、仕事の効率化ばかりを唱えて仕事の簡略化ばかり進めています。(それも今考えれば大事な事なのですが。)若かった僕は、”仕事は利用者様第一主義、気持ちが入らない療育では子供たちの安定した情緒は発達しない!”と思っていました。完全な理想主義者ですね。

 

そして、そんなとき、児童発達支援、放課後等デイサービスの新規立ち上げをする社長が、介護福祉士等の有資格者で、介護、福祉、障害児童の実務経験5年以上のキャリアのある人物を探していました。当時の僕はそのキャリアが当てはまりました。WEB上で応募していたので、ダメ元トライして、応募してみました。数日で面接。見事、児童発達支援、放課後等デイサービスの新規事業立ち上げの児童発達支援管理責任者候補に抜擢されることになりました。因みに児童発達支援は3歳までの未就学児対象、放課後等デイサービスは4歳以上18歳以下の児童に対して、一時的にお預かりするサービスです。今までの自分の障害児童のケアを行ってきた経験が役に立ちます。そして、児童発達支援管理責任者とは、その施設の現場監督です。児童のケアマネジャーともよく言われます。施設に通う児童達に一番適切なケアは何なのか、保護者様とよく話し合い、保護者様の思いと、児童本人の思いをしっかり聞き取り、関わる全ての人が希望に沿う形のプラン(個別支援計画)を作成すること、そして、児童一人一人に向き合い、良質な療育(障害児童に対しての保育、教育全般。)を行う責任者の立場です。

 

さあ、統合失調症を患った僕が、起業、そして、その施設の現場責任者になろうとしていました。まずは児童発達支援管理責任者の資格を取らなくては始まりません。まずは法人登録を済ませ、その法人名義で僕の実務経験証明書を今までお世話になった職務先に記入証明していただき、それを元に法人推薦という形で僕を都道府県が運営する相談支援初任者研修+児童発達支援管理責任者研修に応募することになりました。

 

このブログでは、精神疾患等に罹った方が幸せに生きるヒントを書いています。今後ともどうぞよろしくお願いします。