統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

挑戦こそ、一番の安定だという逆説。

こんにちは。pepeneeです。今日は、この変化の時代では、常に新しい事に挑戦する事こそ、安定する、といった内容で書いていきます。

 

①安定のために現在の環境から離れないのは、逆にリスク。

今や、大企業でも、大量リストラする時代。現在の会社にしがみつくという選択を完全に否定はしませんが、その乗っている船は沈没する可能性もある時代です。日本の大企業のCEOが外国籍の人物になることもちっとも珍しくなくなってきましたね。AIによる業務の合理化、テクノロジーの発展による人件費の削減、不確実なビジネス現場では、自社の強みがすぐに陳腐化したり、新しい新興企業が市場をあっという間に塗り替えてしまう昨今は、ニュースや新聞で当たり前の様に取り上げられています。経団連の会長や、トヨタのCEOが、日本の終身雇用制度の終焉を告げた通り、今、日本の国の旧態依然とした体質が転換を余儀なくされている事は間違いないでしょう。

 

②しかし、日本の儒教である、年功序列は生き残る。

このような変化の波に翻弄される日本ですが、日本の少子高齢化から考えるに、大多数は40代以上が占める中高年なわけです。この方たちに”変化が来ている、変わってくれないか”と呼び掛けても意味がないのです。もう、新しい事を吸収する意欲も、体力も残っていないのが現状だからです。よって今ある年功序列は、数の論理で生き残らざるを得ない状況がまだ続くと考えられます。

 

③しかし、若い世代は指をくわえて待っている訳にはいかない。

そうなってくると、安い賃金でオーバーワークを強いてくる日本従来の会社体質に若さだけむしり取って搾取されるわけにいかないのが20代、30代の若い世代です。今、この若い世代に新しい風が吹いてきています。人手不足でどこも若いというだけで引く手あまたです。転職はし放題です。そこで、自分の将来を考えて、仕事のどういう部分を経験値として積むか、を吟味して自分で仕事を選ぶことが出来る環境にあるという事です。英語を活かした業務につきたい、とか、新しいIT分野でマネジャー経験をしてみたいなど、自分の好きで得意な分野を経験と結びつけやすい環境にあるといえるのです。

 

④自分という市場価値を若いうちからキャリアデザインする。

提案したいのは、自分のどの分野をスペシャリスト化するか、または、ダブルスキルを掛け合わせて個人の中でシナジー効果を働かせていけるかを考えて経験を積んでいけば、自分のやりたいこと、得意な事を仕事にできる機会が増えるという事です。また、失敗することで”この分野は自分に向いていないのだな”と新たな気づきも得ることが出来ます。大切なのは、自分のキャリアデザインを自分の挑戦でどんどんつかみ取っていく事が大切になってくるという事です。日本には400万社以上の企業が存在します。きっとあきらめなければ、あなたを輝かせてくれる場所があるのです。挑戦し続けるー。これが、新時代の一番の安定した働き方ではないでしょうか。

 

今までは、周りの環境に自分を合わせ、自分の椅子が回ってきたら自分のやりたいことをやる、という暗黙の日本社会のルールがありました。しかし、そんなことをしていては椅子を取る頃にはおじいさんです。軸になるのは、周囲の環境ではなく、あなたの”やりたいこと”。これだけが、信じられる最大の価値になってくると僕は考えます。

 

このブログでは、精神疾患等に罹った方が幸せに生きるヒントを書いています。これからもどうぞよろしくお願いします。