統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

精神疾患と恋。

こんにちは。pepeneeです。今日は精神疾患を患った方が恋愛をしたり、結婚を考える事を書いていきたいと思います。

 

①あなたが出会う人は、出会うときに出会う様になっている。

僕個人の考え方としては、恋愛や結婚を考えるとき、自分も相手もある程度自立している成熟したパートナーシップが理想だと思います。精神疾患等に患っている時、自分を支えてくれるようなパートナーが現れる事もあるかもしれません。もし、その人がいなければ生きていく事さえ出来ないのなら、その人に甘え、依存する事もありかもしれません。そこから二人で自立を目指し、お互いに与え合える相互依存のプラス関係に成長する事も出来なくはないと思います。そもそも、人生で出会う人とは、その出会うタイミングで一番その人が成長する為に適切な時に出会います。だからすべての出会いは意味があり、そこから学ぶ為に人間関係が展開されていきます。

 

精神疾患等も自分の成長だと捉える事が最大のカギ。

精神疾患等に罹ってもその事自体を真正面から見つめ、自分の心と体を労わり、自分が受け入れる事、受け入れない事の境界線を見極め、自分が一番心地よい人間関係の距離を取ることを学ぶレッスンだといえると思います。精神疾患等の重い時期は、長く苦しい道のりだと感じると思います。しかし、精神疾患等は必ず年単位で改善していきます。その為には睡眠、食事、適度な運動を少しずつ自己管理できる事が大切です。それも大切なレッスンです。少しづつ自分を知る事で、精神疾患を抱えながら幸せな生活を送れるようになっていきます。もし、精神疾患等に罹っている時、一番つらい時に出会いがない人は、今はまだ異性とのお付き合いをする時期ではないですよ、と神様から言われていると考えていいと思います。そして、精神疾患等と上手に付き合う様になった時、自分で自分を幸せにできる自分に成長出来た先に、(それを自立と呼びます。)必ず必要な出会いがあります。

 

③真面目な人ほど、異性との出会いを拒否してしまう。

しかし、”こんな精神疾患等に患っている自分が異性と付き合ってしまったら相手に迷惑がかかる”そんな感情や考えを持ってしまう方もいらっしゃるでしょう。精神疾患等に罹っていても、恋愛も結婚もしてよいと思います。障害年金生活保護等生活する術はなんとでもなります。妙な見栄は捨てて、貰えるものはすべて貰いましょう。そして、縁のある人と幸せになればいいと思います。ただ、その中でも恋愛をすれば子供をもうける事にもつながります。だから、しっかりそのことを考えて楽しんでください。とにかく、精神疾患等があるからといって恋愛が出来ないという考え方はやめましょう。出会いを拒否してはもったいないです。

 

④完璧を目指さなくていい。

要は精神疾患等にある状態、そして出会う人からすべて学ぶ事が大切です。しかし、その学びは完璧じゃなくていいと思います。少しずつ自分を幸せにできる自分に、そしてその地続きである他者を幸せにする自分になっていけばいいと思います。僕は精神疾患である統合失調症に罹患してから、三人の方とお付き合いしました。その課程でその一人一人からたくさんの学びを得てきました。そして、悲しい別れからもたくさんの学びがありました。最終的に自分を自分で幸せにする事。そのうえで幸せのおすそ分けを他者に分け与える事が出来るようになること。そのことが自然にできる男と、そのことが自然にできる女がお互いに与え合える関係。その相互依存で幸せに生きる事。それが大切なような気がします。

 

このブログでは精神疾患等に罹った方が幸せになるヒントを書いています。これからもどうぞよろしくお願いします。