統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

セーフティベースとオキシトシンについて。

こんにちは。pepeneeです。今日はセーフティベースとオキシトシンの関係について、もう少し突っ込んで話していきます。

 

前回の記事で、精神疾患の方は脳内のオキシトシンが分泌されている量が少ないことについて述べました。家庭環境等の影響で安心できるスキンシップ、人間関係を結ぶことが出来なかった方々(僕も含む)はどうしても健常の人に比べて不安感や恐怖感を抱きやすいことも述べました。

 

今回は、では、家庭環境も児童虐待され、外の世界でもいじめを受け、八方ふさがりだった僕の体験談をお話しすることで改善方法を提示できると思います。僕がそのことを知って取った行動は他者のセーフティベースに自分からなったのです。実は、精神科医で有名な岡田尊司先生の著作にセーフティベースになってあげる側も、(例えば赤ちゃんを愛しく抱いている母親のように)脳内ではオキシトシンが大量に分泌されている事が記述されています。

 

つまり、介護福祉士の当時の35歳の僕は、この高齢になってから、自分のような人間がこれ以上作られてはいけないと決意し、高齢者介護の時も、障害児童の療育の時も自分が信頼できる人間になる、つまり、利用者さんにとってのセーフティベースになろうと決めて仕事をし続けました。するとどうなったか?

 

続きはまた次回に書きますね。このブログでは精神疾患等に罹った方が、幸せに生きていくためのヒントを書いていくものです。今後ともよろしくお願いします。