統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

幸せに生きるためのパラダイム形成3。

こんにちは。pepeneeです。前回で、幸せに生きるために必要な一番最初のステップとして、自分の心の奥にある本当の気持ちを表現できる場所を見つけて、自分の感情、自分の気持ちを信頼できる場や人に話してみる・・・というお話をしてきました。今回はそのあとのお話です。

 

自分の気持ちや感情を押し殺してきたあなたは、しばらく周囲に合わせてなかなか自分の本当の気持ちを話せずにいる事でしょう。しかし、周囲の同調圧力や周囲の攻撃的な政治的、内容に意味のない会話の中で、もし自分の気持ちや感情を押し殺してしまったら、また誰かの支配の中で生きる事になってしまうのです。そう、世界は支配する側に回るか、それとも従属する側でいるか、このふたつがほとんどの生き方です。しかし、もう一つ違う生き方があります。それは自立し、独立した生き方です。自分で考え、自分の価値を持ち、自分の信じた価値観に沿って行動し、そして、志を同じくした人間とだけ深い会話をし、交流し常に自分を成長させて、無理なく自分の出来る範囲で社会貢献をする。そんな生き方もできます。

 

その生き方は楽ではないし、困難に立ち向かう時もあります。しかし、自分の本当の気持ちに正直に生きる事が出来るので、自分に嘘をつく必要がなくなります。自分に自信がついてくればその生き方が当たり前になり、誰かのグループの顔色を窺って仲間にしてもらうために媚びる必要も無くなり、常に堂々と毅然とした態度で生きる事ができます。それには、やはり、自分という心の主体性を持つということが大切です。自分はどんな人間になりたいのか?どんな社会貢献がしたいのか?そもそも何がしたいのか?自分にとっての正義とは?また、自分にとって嬉しいこと、やりたい事はなんなのか?それらを一度考える機会を与えられた。精神疾患に罹った人は病をそうとらえてみてもいいのではないでしょうか。”精神的、肉体的に強くなること””自分の価値観を知り、心の声に正直に自分の正しい道を歩くこと””一人でいる事に恐れず、常に自分の内側に目を配り、自分の状態を把握し、読書等勉強を通して、常に自分を高めていくことが出来ること”そんな自立した人間になれるきっかけを精神疾患を通して与えられたかもしれませんね。

 

このブログでは、精神疾患等に罹った方が幸せに生きていくためのヒントを書いています。これからもどうぞよろしくお願いします。