統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

人生の困難をくぐり抜けた先。

こんにちは。pepeneeです。今日は、人によって様々な困難が人生には降りかかってくるのですが、その困難に比例して必ずその大きさと同じだけ幸せになる。という事を書いていきたいと思います。

 

①正負の法則。

振り子ってありますよね。左に振れば、必ず同じだけ右に振れるというものです。左が人生の困難で、苦しい事、辛い事だとしましょう。人によっては困難らしい困難に遭遇したことのない人もいるようですが、ここでは、失恋や、テストの点数が悪かった、位の困難も入れる事にしましょう。左に振れた困難は、必ず時とともに右に振り子は振れます。つまり、苦しい事、辛い事が大きければ大きい程、右という幸せで歓びに溢れた時間に移行する訳です。そう考えると、今現在不幸だと、苦しいと感じている人は将来必ず幸せで歓びに溢れた時がやってくるー。そう考えると現在の苦しさを乗り越える事が出来るのではないでしょうか。

 

②その人に乗り越えられない困難は、訪れない。

どんなに苦しい事でも、どんなに悲しい事でも、その人が耐え切れない困難は訪れない様になっているようです。逆に、ものすごい辛い体験で、ほかの人からしたら”自分なら絶望して自殺しちゃうかも…”と思われるような不幸に見舞われても、その人なら、乗り越えられるからこそ、神様はその困難をその人に与えているのです。つまり、その困難が来る人は、強い魂の証でもあるのです。

 

③逃げてもいい。立ち向かってもいい。ただ、明るい未来に必要な体験だと思って。

人を幸せにできる人は、どんな人でしょうか。人に希望を与えることが出来る人はどんな人でしょうか。それは、数多くの困難を経験して、人の痛みを知り、その苦しみを共感でき、なおかつそこから這い上がることが出来た人だと思います。なぜなら、人の痛みがわからなければ、信頼されませんし、そこから這い上がることが出来なくては、困難を乗り越える術を人に伝える事が出来ません。もし、このブログを読んでいる方で、自分はなんて困難ばかりの人生なのだろう・・・と思っていらっしゃる方がいたら、どうか、その体験を糧に、自分の力や、周りの力を借りてでも、困難に打ち勝って、這い上がって幸せに思えるくらい成長してください。もちろん、逃げる事も、勇気です。その先に待っている明るい幸せな未来を信じて、少しずつ幸せに向かって行動を起こしてください。

 

④不幸は幸せに変換できる。

不幸が大きければ大きい程、人間にはそれを幸せに変換する能力があります。つまり、困難が大きければ大きい程、その大きさと同じだけ、幸せを感じる心を手に入れる事が出来ます。僕は統合失調症ですが、おかげで、朝までぐっすり眠れるだけで心から幸せを感じる事が出来ます。それは、統合失調症の急性期で、まったく眠れない時期があったからです。朝、カーテンを開けて日の光を見るー。穏やかな時間。すべてが幸福にあふれています。困難を経験していなければ、この日常の一瞬一瞬を感謝できる事は無かったと思います。この世に生まれるという事は、この日常にどれだけ感謝できる心を育んでいけるかということでもあるような気がするのです。

 

⑤あなただけの体験で、あなただけの助けを必要としている人がこの世界にいる。

あなたがたとえ今どれだけ苦しい時を過ごしていても、自殺してはいけません。今はわからなくとも、あなたが辿ってきた道でしか、救えない人がこの世界にはいるのです。その出会いは今ではないかもしれません。でも、あなたがこの困難を乗り越えた時、その体験をしたあなただけにしか発する事の出来ないオーラや、言葉、幸福になる為のヒントがあるのです。その奇跡の出会いを少し待って、今を乗り越えていきましょう。きっと”生きていてよかった”と思える日が来るはずです。

 

このブログでは、精神疾患等に罹った方が幸せに生きるヒントを書いています。これからも、どうぞよろしくお願いします。