統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

他者貢献をすると、自分の幸せに繋がる。

こんにちは。pepeneeです。今日は、他者の役に立ったり、喜ばれ、感謝される事で、自分の幸せに繋がる、という事を書いていきたいと思います。

 

①最初はお金、自分が生活をしていく為という理由で仕事をしても良い。

人間、きれいごとを抜きにして、働かなければお金が入ってきませんよね。なので、ほとんどの人は”自分が生きる為””家族が食べていく為”に仕事をすると考えるのは自然な事だと思います。しかし、どんな仕事であれ、この社会を営む上で必要だから職業が存在している訳です。はじめは”働くのがしんどいなあ、””何のために働いているのか”と悩む人もいると思います。

 

②だんだん仕事を通して、他者に感謝されることが増えてくる。

段々仕事を通して、取引先や、お客様に自分の仕事によって感謝される事が出てくると思います。そうした出来事によって、”ああ、働くって誰かに感謝されたり、喜んでもらうためにあるなあ”と感じる事があると思います。それが、仕事を通して、他者貢献をすると、自分の幸せに繋がる、ということが言えると思います。

 

③最初は自分本位の動機で構わない。あとから他者貢献の意識に変わってくる。

最初は自分の為だった仕事が、だんだん取引先や、お客様の笑顔の為に質の高い仕事を行うようになっていく。仕事に誇りを持つ事で、自分の自己肯定感を上げていく事が出来、仕事にも好循環をもたらすようになります。その頃には、他者貢献の仕事意識に変わってきていると思います。他者に貢献→感謝される→自分の喜びになる→さらに質の高い仕事をする、といった具合です。

 

④気を付けたい、そのようなやりがいを搾取するブラック企業

しかし、この素晴らしい自然のシステムを、悪用する会社が数年前から出現しました。いわゆるブラック企業です。これらブラック企業では、”お客様の為に!”の掛け声を従業員に強いて、過酷な長時間労働を課してくるのです。確かに、お客様の為に仕事をするのはいい事なのですが、これを会社の薄利多売や従業員の低賃金、長時間労働の為の合言葉に用いられると、非常に厄介です。心が純粋な人ほど、”他者の貢献の為に、自分を犠牲にしよう”と考えてしまいます。なので、ここで、もう一回原点に戻る必要があります。やっぱり、自分の為に仕事をしている、という大前提に帰る必要があるのです。そのためには、自分を一番に大切にする。ということです。おかしな働き方を強いてくる会社には、すぐに退職することをお勧めします。自己犠牲を払ってまでする必要のある仕事など、この世には存在しないのです。

 

⑤しかし、幸福とは、他者に貢献する事で感謝される事。

自分を一番大切にして、余裕が出てきたら、他者に貢献して、感謝される事が一番健康的な幸せのサイクルです。これが逆になって苦しくても他者に貢献しなくては!となっていると、長く続きません。最近の社会は放っておくと自己犠牲を強いてくる環境が非常に多いです。声高に”お客様至上主義”を掲げる会社は、単純に若者の労働力を安い賃金で搾取し、売り上げ至上主義で、従業員を使い捨てる会社も多いです。気を付けて、やりがいある人生を送りたいものですね。

 

このブログでは、精神疾患等に罹った方が幸せに生きるヒントを書いています。これからもどうぞよろしくお願いします。