統合失調症のケアマネジャー

人生の大半をメンタルヘルスに費やしてきた男性の経験談

人の幸福とは人との繋がり。しかし・・・

こんにちは。pepeneeです。今日は、孤独に生きる事のメリット、デメリット、周囲のコミュニティに所属するメリット、デメリット等を自分なりに解説してみる事にします。

 

①孤独に元から強いタイプの人種がいる。

人間は群れを形成して長い年月生存を獲得してきた種族です。太古の昔から農作物を管理する時代に至るまで、常に集団で生きる事を正義としてきました。そのように生きなければ、生存が危うかったからです。日本古来からあるイエ制度なども、そもそも各家の財産を出産したすべてのきょうだいに(田んぼなどです。)分ける必要が無いようにする為に、長男が家の財産の相続をするという取り決めがなされました。しかし、現在では、昔のそうした因習が意味をなさなくなってきている時代と言えるでしょう。まれに発達障害の児童など、自閉症アスペルガー症候群等と診断された児童や成人の中には、ほとんどの人間が孤独を嫌う側面があるのに対して、孤独を自ら好み、一人でできる遊びや学習にはまるタイプの人種がいるのですが、昔なら、人権意識がまだ現在ほど成熟していなかったので、おそらく周囲から変わり者扱いされて、差別の対象になっていたと思います。

 

②結論から言うと、人の幸福とは、人との繋がり、関わりの中に存在する。

人は、やはり、自分の気の合うコミュニティーの中で、価値観の合った繋がりをするのが一番の幸せであると思います。ここはほとんど結論が出ている部分です。気の合ったもの同士、コミュニティーを形成し、人と人のつながりを大事にする。とても大切な事だと思います。しかし、その閉じたコミュニティーの常識が、他のコミュニティーの常識と同じである筈はないのです。そこで、先に述べた”孤独に強い人たち”の存在がとても大事になってくるのです。古い価値観でがんじがらめになったムラ社会のコミュニティーを一時的に破壊し、新しくて公平な観点で新しいより大勢が納得できる最適解を導き出せる能力を彼らは持っています。しかし、古いコミュニティー側の人間は、変化を嫌います。今までの楽な誤った常識で幸せを感じる事が出来るのだから当然です。しかし、現在のインターネット全盛の世界規模の情報化社会がそのままの時代を許してくれるはずがないのです。やがて、”孤独に強い人たちが長い時間費やした知識やスキル”で時代は大きくより人類が便利で公平で合理的なルールを作り、様々な人種や価値観を包括するグローバルスタンダードが広まることになります。

 

③さて、日本のIT担当大臣がハンコ屋利権の代表者に選ばれる日本の将来は?

変革とは、ルールの改変です。より多数の人々が公平に気持ちよく生きるコミュニティーのルール作りと言い換えてもいいと思います。これは避けては通れません。より公平なコミュニティーのルール作りという一見めんどくさい事、目を背けたくなる事、自分たちの耳が痛い事、自分たちの既得権益をみなおす事、これらをしっかり考える時期に来ているのです。新しい世界基準のコミュニティーのルール作りをしっかりすれば、またコミュニティーの中で人と人のつながりを幸せの糧として生きればいいだけなのです。自分たちの代は逃げ切れるから、後は下の世代に任せる。皆さん、この老害としか思えない日本の現状のマジョリティ、本当にどう思いますか?僕は、”孤独に強い人達”を応援します。

 

このブログは、精神疾患等に罹った方が幸せに生きるヒントを書いています。これからもどうぞよろしくお願いします。